


今年度からハトマでのお志事を始めました。初めての社会人生活に日々奮闘する中で、毎日の母とのLINEが心の支えになっています。
私は現在地元を離れ、一人暮らしをしていますが、「おはよう」から始まり「おやすみ」で終わるメッセージの中に、離れていても1番近くに居てくれる母の愛を感じます。
そんな母から、昨年、私の20歳の誕生日にあるプレゼントをもらいました。ボックスを開けると「0歳の美優へ」〜「20歳の美優へ」の計21枚の手紙が入っていました。
なんと母は、私が生まれた日から毎年の誕生日に手紙を書き溜めてくれていたのです!手紙の中には、私の成長や葛藤を共に喜び、悩み、どんなときも愛で受け止めてくれる母の気持ちが綴られていて、とても感動しました。最後の手紙には「今の美優を見て自分の子育てに少しは自信が持てたよ。」と書かれており、母にそう思ってもらうことができる成長ができたことに、心の底から感謝と喜びが溢れました。
また、「一度きりの人生、やりたいことに思い切り挑戦してほしい」との願いも書かれていて、これからも自分らしく多くのことに挑戦し、頑張っていこうと心に誓いました。
最後に私からもこの言葉を届けたいと思います。
「ママ、産んでくれてありがとう。ママの子どもに生まれることができて幸せです。これからもよろしくね。私もママのことが大好きだよ。」


私は物心ついたころから、母親と二人暮らしでした。父親も兄弟もいますが一緒に暮らした記憶はありません。
そんな中、女手一つで育ててくれた母親に対して、本当の意味で理解し、感謝をすることができたのは自分自身が親になってからでした。それまでは「親が子を育てるのは当たり前」という斜に構えた考え方で、世間知らずで、いつまでたっても子どもでした。
しかし、自分が親になって育児をするようになって、これまでの生活が一変しました。子どもの食事を作り、おむつを変え、風呂へ入れて、寝かしつけをする。出勤前に汗だくになりながら保育園へ連れて行く。もちろん妻とふたりで育児をしていますが、プライベートな時間は一切なくなりました。そして、その大変さとは裏腹に、我が子への愛情はどんどん育っていきました。
子育ての大変さと、我が子への愛情を知った今は感謝の気持ちしかありません。ましてや一人で育ててくれたのですから、その大変さは想像に難くありません。
そんな母親へ親孝行をいつまですることができるのか、考えながら日々を過ごしています。これからは恥ずかしがらずに感謝の気持ちを伝えていきたいですね。
みなさんの「母の日」が素敵な一日になりますように。
